8つの「歯止めの形」
3本の歯止めが、効いているかゆるんでいるかで8つに分かれます。人柄のラベルではなく、いまの状態の呼び名です。
3本の歯止め
抑えのゆるみ低い自己統制 / self-control
思いついたことと、実際にやることのあいだに、どれくらい間があるか
失うものの軽さ社会的絆 / social bond
何かあったときに、あなたが失って困るものがどれくらいあるか
まわりの空気のゆるさ分化的接触 / differential association
あなたの周りで、ルールを外れることがどう扱われているか
このうち2本目と3本目は、あなたの性格ではなく置かれている場所で決まります。だから形は変わりますし、変わってよいものです。
3本とも効いている(1形)
いま歯止めが外れている場所はありません。ただし2本は環境の側にあるので、環境が変われば同じ人でも形は変わります。
一部がゆるんでいる(6形)
残っている歯止めのほうが多い状態です。どれが効いていて、どれが外れているかで中身が変わります。
- 抑えのゆるみ=ゆるい / 失うものの軽さ=ゆるい / まわりの空気のゆるさ=効いているまわりだけが止めている型抑えは弱く、失うものも軽い。いま止めているのは、あなたの周りにいる人たちです。
- 抑えのゆるみ=ゆるい / 失うものの軽さ=効いている / まわりの空気のゆるさ=ゆるい立場が止めている型抑えは弱く、周りの空気もゆるい。いま止めているのは、あなたが失いたくないものです。
- 抑えのゆるみ=ゆるい / 失うものの軽さ=効いている / まわりの空気のゆるさ=効いている勢いだけが速い型外れているのは1本だけです。失うものは重く、周りも止めてくれます。
- 抑えのゆるみ=効いている / 失うものの軽さ=ゆるい / まわりの空気のゆるさ=ゆるい流され型抑えは効いています。ゆるんでいるのは、失うものの軽さと、まわりの空気のほうです。
- 抑えのゆるみ=効いている / 失うものの軽さ=ゆるい / まわりの空気のゆるさ=効いている身のうえが軽い型外れているのは1本だけです。抑えは効いていて、まわりも止めてくれます。
- 抑えのゆるみ=効いている / 失うものの軽さ=効いている / まわりの空気のゆるさ=ゆるい空気だけがゆるい型外れているのは1本だけです。ただし外れている場所が、いちばん自覚しにくいところです。
3本ともゆるんでいる(1形)
止まる理由が外側にも内側にも残っていない状態です。ただし3本のうち2本は環境なので、動かせる場所は残っています。
形だけでは判定になりません
歯止めがゆるんでいても、それだけでは何も起きません。日常活動理論は、犯罪が起きるのは「動機のある行為者 × 手ごろな標的 × 見ている人がいないこと」の3つが同じ時間と場所で重なったときだとしています。足し算ではなく掛け算です。
そこで診断では、3本の歯止めを聞く24問のあとに、いま置かれている場所について6問を別に聞いて、重なっているかどうかを別枠で出しています。
このツールを応援する
かんたんチェックは全部無料で、これからも無料のままです。個人ひとりで作っていて、ドメイン代とサーバー代は自分で払っています。役に立ったなら、100円から応援できます。
応援する(100円から)OFUSE というサービスを使います。会員登録もログインも要りません。応援しても機能は増えません。ここまで作ったものへのお礼として受け取ります。