← 8つの歯止めの形

流され型

抑えのゆるみ=効いている / 失うものの軽さ=ゆるい / まわりの空気のゆるさ=ゆるい

流され型

抑えは効いています。ゆるんでいるのは、失うものの軽さと、まわりの空気のほうです。

  • 抑えのゆるみ 効いている
  • 失うものの軽さ ゆるい
  • まわりの空気のゆるさ ゆるい

この形がこのアプリでいちばん重要です。自分の性格には問題がありません。衝動的でもなく、決める前に止まれる。それでも歯止めが2本外れています。

外れている2本は、どちらもあなたの内側にありません。予定が入っていない時間、名前を出して相談できる相手の少なさ、そして「これくらい平気」が通る周囲。すべて置かれている場所の話です。

SNS経由の「割のいい仕事」に入ってしまうのは、衝動的な人ではなく、この形の人です。断る理由が性格ではなく、失うものの重さから来るからです。軽ければ、冷静なまま乗ってしまう。

だからこの形の対策は「気をつける」ではありません。失うものを1つ増やすことと、周りを1人入れ替えることです。どちらも今週できます。

この形が持っているもの

  • 抑えが効いている。決める前に止まれるのは、3本のうちいちばん鍛えにくい歯止めです。
  • 身軽。いまの環境を変えるコストが、他の形より小さい。
  • 人を立場で選ばない。だからこそ、入れる相手を選び直せば周りは変わります。

いま効いている歯止め

  • 抑えが効いている。衝動で動く形ではないので、変える手が「性格を直す」にならずに済みます。

起きやすいこと

  • SNSやチャットで来る「短期・高額・簡単」の話に、断る理由が見つからない
  • 身分証や口座を「一時的に」渡す話に、冷静なまま応じてしまう
  • 予定の無い時間が長く、判断が「今週いくら要るか」だけで決まる

今日から動かせること

  • 来週の予定を、日付が入る形で3つ埋める(内容は何でもいい。空白を減らすことが目的)
  • 名前を出して相談できる相手を1人決めて、その人に近況を1回送る
  • 「これくらい平気」と言う人と、お金の話をしないと決める
  • 割のいい話が来たら、受ける前に警察相談専用電話 #9110 に内容だけ聞く。相談は無料で、受ける前なら選べる手が多く残ります

この形だけでは、判定になりません

歯止めがゆるんでいても、それだけでは何も起きません。日常活動理論は、犯罪が起きるのは「動機のある行為者」「手ごろな標的」「見ている人がいないこと」の3つが同じ時間と場所で重なったときだとしています。足し算ではなく掛け算なので、1つでも欠ければ重なりません。

  • 手が届く場所にある

    お金・物・情報・人が、あなたの手の届く範囲に置かれているか

  • 見ている人がいない

    あなたがやったことが、あとから誰かの目に触れるか

診断では、3本の歯止めを聞く24問のあとに、この2つを6問で別に聞いて、重なっているかどうかを表示します。組み合わせの規則は Cohen & Felson (1979) のもので、各項目を「ゆるい」と呼ぶ線(60点)は当サイトが決めたものです。将来の行動を予測するものではありません。

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