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勢いだけが速い型

抑えのゆるみ=ゆるい / 失うものの軽さ=効いている / まわりの空気のゆるさ=効いている

勢いだけが速い型

外れているのは1本だけです。失うものは重く、周りも止めてくれます。

  • 抑えのゆるみ ゆるい
  • 失うものの軽さ 効いている
  • まわりの空気のゆるさ 効いている

抑えは弱いほうですが、失うものが重く、周りの空気も締まっています。3本のうち2本が効いているので、踏み外しても小さいところで止まります。

この形で起きるのは犯罪の話ではなく、日常の後始末です。その場で言い返した、勢いで決めた、あとで謝った。回数は多くても、深いところまでは行きません。

本人が困っているのはたいてい「自分だけが未熟に見える」という感覚のほうです。実際には、止まる仕組みを外側に2本持てているということでもあります。

この形が持っているもの

  • 反応が速い。人が動けない場面で最初の一歩を踏める。
  • 感情を隠さないので、まわりが状況を読みやすい。
  • 止める仕組みを、自分の外に2本作れている。

いま効いている歯止め

  • 失うものが重く、まわりの空気も締まっている。3本のうち2本が効いています。

起きやすいこと

  • その場の言い返しが積み重なって、人間関係のほうが先に減る
  • 衝動買いや衝動的な契約で、お金だけが静かに減っていく
  • 「言わなければよかった」を後日の謝罪で処理し続ける

今日から動かせること

  • 金額と相手が絡む決定だけ、一晩置くルールにする(全部に広げると続かない)
  • 腹が立った場面を週末に3つ書き出す。同じ相手・同じ時間帯に偏っているかを見る
  • 止めてくれている2本を数えておく。環境を変えるときは、その2本ごと動かす

この形だけでは、判定になりません

歯止めがゆるんでいても、それだけでは何も起きません。日常活動理論は、犯罪が起きるのは「動機のある行為者」「手ごろな標的」「見ている人がいないこと」の3つが同じ時間と場所で重なったときだとしています。足し算ではなく掛け算なので、1つでも欠ければ重なりません。

  • 手が届く場所にある

    お金・物・情報・人が、あなたの手の届く範囲に置かれているか

  • 見ている人がいない

    あなたがやったことが、あとから誰かの目に触れるか

診断では、3本の歯止めを聞く24問のあとに、この2つを6問で別に聞いて、重なっているかどうかを表示します。組み合わせの規則は Cohen & Felson (1979) のもので、各項目を「ゆるい」と呼ぶ線(60点)は当サイトが決めたものです。将来の行動を予測するものではありません。

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