運営者情報

このサイトについて

犯罪者チェック」は、犯罪学で使われている枠組みを使って、いま自分にどれだけ「歯止め」が効いているかを測る無料の診断サイトです。運営はなんちゃらラボが行っています。すべての機能を無料で提供しており、会員登録はありません。

置いているものは3つです。30問の犯罪者チェック(自分の歯止めを測るほう)、20問の危険人物の見抜き方チェック(相手の言動を見るほう)、そして24語の犯罪のことば事典です。

★実在の人物が犯罪者かどうかは扱いません

当サイトは、特定の個人の前科・逮捕歴・経歴を調べる機能を持ちません。今後も追加しません。理由は2つあります。

ひとつは、そもそも個人の前科を調べられる公開のデータベースが存在しないことです。市区町村が管理する犯罪人名簿も、検察庁が持つ記録も、限られた事務のために使われるもので、誰でも照会できるものではありません。

もうひとつは、仮に断片的な情報を並べたとしても、それは名誉毀損の材料にしかならないことです。刑法230条の名誉毀損罪は、公然と事実を摘示して人の名誉を毀損した場合に成立し、書いた内容が本当のことでも成立しえます。特定の人に「犯罪者」という札を貼れる形の道具は作りません。

「犯罪者度◯%」を出していない理由

ひとつめは単純で、その%を作るには実際に罪を犯した人の基準集団が要るからです。自己回答のアンケートからその集団は作れないので、そこで出てくる数字は根拠のない作り話になります。

ふたつめは、犯罪学の側が「犯罪をやる人格」を探すのをやめていることです。同じ人が、置かれる場所によってやったりやらなかったりするためで、実際に年齢犯罪曲線は、多くの人が10代後半に山を通ってそのまま出ていくことを示しています。

そこで当サイトは、人格ではなく歯止めを3本に分けて測っています。抑えのゆるみ(自己統制理論)、失うものの軽さ(社会的絆理論)、まわりの空気のゆるさ(分化的接触理論)です。各軸を「ゆるい」と呼ぶ線は60点で、これは当サイトが定めたものです。画面にもこの数字をそのまま出しています。

設問文は当サイトが独自に作成したもので、自己統制や社会的絆の尺度の項目を転載したものではありません。心理・社会尺度の項目文には著作権があるため、借りているのは「何を軸に置くか」という構造だけです。採点式やカットオフ値も借りていません。

「重なっているか」を別枠で出している理由

日常活動理論(Cohen & Felson 1979)は、犯罪が起きるのは「動機のある行為者」「手ごろな標的」「見ている人がいないこと」の3つが同じ時間と場所で出会ったときだとしています。足し算ではなく掛け算なので、1つでも欠ければ起きません。

そこで診断では、3本の歯止めを聞く24問のあとに、いま置かれている場所について6問を別に聞き、重なっているかどうかを表示しています。

この組み合わせの規則は当サイトが決めたものではありません。一方、各項目を「ゆるい」と呼ぶ60点のほうは当サイトが決めたものです。性質が違うので、同じ枠に混ぜず、結果画面でも別のカードに分けています。

そして掛け算だからこそ、結果を行動に変えられます。3つのうち2つは性格ではなく環境なので、どれか1つ外せば重なりません。結果画面に並ぶのは「気をつける」ではなく、記録が残る形を1つ作る、週に1回会う予定を入れる、といった今週できることです。

判定を言い切っている理由

当サイトは「あなたに歯止めが効いているかは判定できません」とは書きません。3つの軸それぞれについてゆるいかどうかを表示し、8つの形のどれかを示します。ぼかしたところで、利用者が知りたかったことが分からなくなるだけだからです。

そのうえで、止めている場所は3つだけです。

  • 未来の犯罪を予知しません。「あなたは将来罪を犯します」とは書きません。弱気だからではなく、単に不可能だからです。出しているのは、いまこの時点で条件がいくつ揃っているかだけです。
  • 診断名は書きません。パーソナリティ障害、発達障害といった名前は、医師でなければ示せないものです(医師法17条)。「治る」「改善します」といった書き方もしません。
  • 個別の行為に「これは◯◯罪です」と当てはめません。これは弁護士法72条の線です。条文が何を禁じているかという一般的な説明は事典に置いていますが、あなたの具体的な出来事がそれに当たるかどうかは、当サイトでは判断しません。無料で相談できる窓口として、法テラス(日本司法支援センター)を案内しています。

点数に入れていないものがあります

診断の最初に、すでに起きた出来事について7項目たずねています。人に手を出した、物を黙って持ち出した、中身を確かめずに荷物を運ぶ仕事を引き受けた、といったものです。

これらは3軸のスコアに1点も入れていません。歯止めは程度の問題ですが、起きたことは程度の問題ではないためです。合計点に混ぜると、「歯止めがゆるいが何も起きていない人」と「ほとんど当てはまらないが手を出したことがある人」で、後者のほうが低い点数になってしまいます。そこで、点数より前に別枠で表示しています。

この枠が出ている画面には、広告を一切表示しません。表示するのは無料の公的な相談窓口だけです。

設問に入れていないこと

国籍・出身・住んでいる地域・学歴・職業・家族構成・容姿・障害についての設問はありません。犯罪の話でこれらを聞けば、その瞬間に差別の道具になるためです。検証スクリプトが、設問文と結果本文にこれらの語が入っていないかを機械的に確認しています。

顔立ちや体型から犯罪傾向がわかるという考えは、19世紀に提唱され、当時から検証されて否定されています。近年も顔画像から判定すると称する研究が発表されるたびに撤回されており、批判の中身は技術ではなくデータのほうです。学習データが「逮捕された人の写真」である以上、そこに写っているのは犯罪傾向ではなく、誰が逮捕されやすいかという既存の偏りだからです。

自傷や自殺に関する設問も置いていません。医療の領域にあることを、点数に入れないためです。

相手の端末を見る、位置情報を取得するといった行為についての設問も置いていません。これらは不正アクセス禁止法やストーカー規制法に触れうる行為で、設問として並べること自体が、そうした方法を普通のことのように見せてしまうためです。

「失うものの軽さ」を測ることについて

3本目の軸は、予定の量・相談できる相手・積み上げてきたものを聞いています。これが高く出る状態は、生活が苦しいことや孤立していることと重なります。

それを「犯罪者予備軍」と読むのは、この理論の誤用です。社会的絆理論が言っているのは「歯止めは本人の人格ではなく、置かれている場所で決まる」という話のほうです。だから当サイトは、この軸が高く出た人に対して金融や高収入をうたう広告を出しません。その導線から遠ざけるべき相手であって、近づける相手ではないからです。

相手を見るほうについて

「危険人物の見抜き方チェック」が出すのは、相手の正体ではなく、あなたが実際に見た言動の形です。本人に会っていない以上、その人の内面や経歴までは測れません。ただし、あなたが見たことはあなたが見たので、そこは言い切ります。

このチェックでは「別れたほうがいい」「辞めたほうがいい」とは書きません。関係をどうするかは本人が決めることだからです。代わりに、関係(恋人・家族・職場・その他)ごとに、内閣府・厚生労働省・法務省・警察庁の無料の相談窓口を表示しています。あわせて表示している行為の区分は、内閣府が配偶者からの暴力として示しているものと、厚生労働省が職場のパワーハラスメントとして示している6類型、およびストーカー規制法の「つきまとい等」の類型に沿わせたもので、当サイトが名付けたものではありません。

広告についても、興信所・探偵・身元調査の案件は業種ごと掲載しません。相手を「調べる」導線は、当サイトが正面から否定していることと真っ向からぶつかるためです。

運営

運営者: なんちゃらラボ

ご連絡はお問い合わせフォームからお願いいたします。

個別のご相談について

当サイトは、個別のご相談にお答えできる立場にありません。事件になる前の段階のご相談は警察相談専用電話 #9110、法律に関するご相談は法テラス、気持ちや体調のご相談は厚生労働省のまもろうよ こころをご利用ください。どれも公的な窓口で、無料です。