1990年に Gottfredson と Hirschi が『A General Theory of Crime』で示した枠組みです。犯罪の中身は多様に見えて、共通しているのは「すぐ手に入る」「手間がかからない」「あとのことを考えていない」という点だ、と整理しました。
そこから、犯罪と結びつくのは特定の性格ではなく**自己統制の低さ**ひとつだと主張します。挙げられている成分は、衝動的であること、手間のかかることを避けること、危ないことを好むこと、頭より体で動くこと、自分を優先すること、そして短気であることです。
この理論の使いどころは、犯罪だけを説明する枠組みではないという点にあります。同じ低さが、事故・喫煙・過度の飲酒・借金といった「あとで困ることを今やる」行動すべてに顔を出します。だから当サイトの診断でも、この軸は犯罪の話としてではなく「抑えのゆるみ」として聞いています。
批判もある理論です。とくに「自己統制は幼少期に決まってその後変わらない」という部分には反論が多く、その後の研究では年齢とともに変わることが示されています。当サイトは変わらない前提を取っていません。